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松戸市が小学生向けプログラミング教室 3密を避けオンラインで

開発作業中のゲーム。素材にはCygamesのゲームで使われているキャラクターや背景を使用

開発作業中のゲーム。素材にはCygamesのゲームで使われているキャラクターや背景を使用

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 松戸市内の小学生を対象としたプログラミング教室「Cygames presents Tech Kids “ONLINE” CAMP in MATSUDO」が7月23日から26日まで開かれた。

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 松戸市はコンテンツ産業の振興に積極的に取り組んでおり、2018(平成30)年度から、ゲームの企画・開発・運営事業を展開する「Cygames(サイゲームス)」(東京都渋谷区)、小学生向けプログラミングスクールを運営する「CA Tech Kids(シーエーテックキッズ)」(同)と共同で、市内在住の小学4年生~6年生を対象に無料プログラミング教室「Tech Kids CAMP in MATSUDO」を開催している。

 プログラミング学習ソフト「Scratch(スクラッチ)」を用いてオリジナルゲームの開発体験をする内容で、昨年度までに11回実施を通じて小学生約220人の参加実績がある。今回の講座は新型コロナウイルスの影響で、初の3密を避けたオンライン教室が開かれた。

 応募者の中から抽選で選ばれた受講生(3クラス、各20人)全員に、「Scratch」とビデオ会議ソフト「Zoom」をインストールしたパソコンを貸与し、子どもたちはそれぞれの自宅から参加。プログラミングの基礎から作品制作までを4日間にわたり行った。講師のほかに、メンターと呼ばれるスタッフ6人が、Zoom上に作られた個室「ブレイクアウトルーム」で待機し、子どもたちの質問や相談にマンツーマンで答えた。

 講座の最後に、今後もプログラミングの学びを深めていけるよう、毎週土曜・日曜に松戸文化ホール(松戸市松戸)で開設されている「プログラミングカフェ」、9月30日まで作品を募集している「MATSUDO KIDS プログラミングコンテスト2020」について講師が紹介。希望者に対し、コンテスト出品用の作品説明文の作成の手引きも行った。

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