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松戸で新春恒例「消防出初め式」-現代の「火消し」晴れの舞台

出初め式では殉職者への黙とうや功労者への表彰などが行われる

出初め式では殉職者への黙とうや功労者への表彰などが行われる

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 松戸市消防局は1月10日、市消防訓練センター(松戸市八ケ崎4)で消防出初め式を行う。

演技として消防隊員は日頃の訓練の成果を披露する

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 出初め式の起源は江戸時代の火消しの出初(でぞめ)・初出(はつで)で、自治体消防による出初め式は1948(昭和23)年に消防組織法と消防法が制定され消防は警察から独立して市町村が管理する自治体消防が誕生してから。

 同式典は、年頭にあたり消防職団員をはじめ防災関係機関が一堂に会し、市民とともにこの一年の安全を願い、防火防災思想の普及と参加団体の結束を図ることを目的に実施している。

出初め式では一斉放水・避難救助などの消防演習、はしご乗り・木やり歌など伝統技能の披露、消防団・消防車のパレード、消防職員・消防団員・消防功労者に対する表彰などを予定している。

 昨年は災害派遣される消防吏員の支援を行うための消防車両で2013年3月に配備された「支援車I型」に注目が集まっていた。

 開催時間は10時~12時。演技は11時5分~。

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